⑤女医が働き方を変えた実例|健診・産業医で週4にした結果

女医 × 行動(夫の視点)

女医が「辞めずに」環境を変えた方法|医局面談から健診・産業医(週4)に移るまで

ここまでの①〜④で、「限界サイン」「放置した結果」「実体験」を書きました。
この記事では、いきなり退職や大決断をせず、現実的に動いた手順をまとめます。
転職すれば幸せみたいな話はしません。あくまで“我が家の一例”です。

最初の一手は「医局との面談」だった

最初にやった行動は、派手なことじゃありません。
医局との面談です。

「復帰をどうするか」「これからどう働くか」を、いきなり答えまで出さなくていい。
まず状況を共有する場を作る、という意味での面談でした。

※面談=何かを決める場、ではなく「自分の状態を言語化する場」くらいの感覚でOKでした。

「大学病院に戻る」は最初に切った

選択肢は色々あるように見えて、当時の我が家には明確に無理なものがありました。

大学病院に戻る

ここは気合でどうにかする話じゃない。
④で書いた通り、最前線に立つことへの恐怖が残っていたので、 「戻れるかも」ではなく戻らないを前提にしました。

選んだのは「健診・産業医」+週4勤務

最終的に選んだ働き方は、健診・産業医です。
勤務は週4日

ポイントは、「すごく稼ぐ」でも「理想の職場」でもなく、
壊れない設計に寄せたことでした。

守れたもの(ここが一番大きい)

この働き方にして、守れたものはシンプルです。

  • 家族との時間
  • 趣味の時間

これは「余暇が増えた」というより、
生活が“回る”ようになったという感覚に近いです。

失ったもの(ここを隠すと嘘になる)

一方で、失ったものもあります。

産婦人科医としてのキャリア(子どもを取り上げるよろこび)

ここは、簡単に割り切れません。
だからこそ、これは成功談じゃなく、トレードオフの話です。

動く前に知っておきたかった事実

後から分かったことがあります。

  • 医師の働き方は、思っている以上に分岐している
  • 休職しても職場は、なんとかなる

限界に近い時ほど、「自分が抜けたら終わる」と思ってしまう。
でも現実には、組織は回ります。
そして、それを信じられない状態こそが、危険サインです。

いま動けない人へ(やることは小さくていい)

いきなり転職しなくていい。
いきなり決めなくていい。

ただ、選択肢を増やすために、できる行動は小さくあります。

  • 面談の場を作る(医局・上司・信頼できる人)
  • 「戻らない選択肢」を一つ切る
  • 外の働き方を“見るだけ”見る(決めない)

このシリーズの入口

▶ この連載の一覧はこちら: 女医が壊れる前に逃げる話

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