女医と結婚すると人生はどうなる?夫になって分かったリアルな現実
「女医と結婚」と聞くと、なんとなく華やかなイメージを持たれがちです。
でも実際に夫になってみると、見える景色はかなり違いました。
これは、大学病院勤務、休職、転職、育児を経て感じた、医師家庭の現実です。
先に言っておくと、女医と結婚したことを後悔しているわけではありません。
ただ、 「すごい」「安泰」「勝ち組」みたいな言葉で片づけられる世界ではなかった、 というのが正直な感想です。
まず、時間の感覚が普通じゃない
一般企業で働いていると、「忙しい」にもある程度の上限があります。
でも大学病院勤務の世界は、そこが違いました。
日勤のあとに当直、そのまま次の日も勤務。
休日でも患者さんのことが頭から離れない。
食事も睡眠も、後回しになる。
外から見ると「忙しい仕事」で済むかもしれません。
でも家族として一緒にいると、生活そのものが仕事に飲み込まれていく感覚があります。
年収が高い=ラク、では全くない
女医というと、どうしても「高収入」のイメージが先に来ます。
実際、数字だけ見ればそうかもしれません。
でも、そのお金と引き換えにしているものがかなり重い。
- 睡眠
- 休日
- 心の余裕
- 家族と普通に過ごす時間
このあたりを削って成り立っている働き方だと、
「年収が高いから大丈夫」とは全然思えなくなります。
夫として一番しんどかったのは、口を出しづらいこと
正直、これがかなり大きかったです。
医師の世界って、外から見るとかなり特殊です。
専門性も高いし、上下関係も強いし、責任も重い。
だから、夫である自分が 「それはおかしい」「もう休んだ方がいい」 と感じても、簡単には言えない。
こっちは医療の現場を知らない。
しかも本人は
「私がやらないと患者さんが死ぬ」
という感覚で働いている。
結果として、 心配しているのに、何もできない時間 が長く続きました。
壊れるときは、きれいに壊れない
これは本当に知っておいてほしいことです。
ある日いきなり倒れる、みたいな分かりやすい壊れ方ではありませんでした。
- 救急車の音に反応する
- 眠れない
- 食事が作業になる
- 過呼吸を起こす
- それでも「まだ大丈夫」と言う
こういう小さい異変が積み重なっていく。
しかも本人は、それを「異常」だと認識できないことがある。
だから、家族側も対応が遅れやすいです。
結婚生活は「支え合い」より「再設計」が必要だった
きれいごとっぽく聞こえるけど、実際は「支え合おう」でどうにかなる話ではありませんでした。
生活の回し方そのものを変えないと、家庭ごと壊れる。
例えば、
- 家事を減らす
- 便利家電を入れる
- 働き方を変える
- 「自分たちで全部やる」をやめる
こういう再設計が必要でした。
でも、働き方を変えると見える世界はかなり変わる
大学病院の働き方を離れて、健診・産業医という形に変わってからは、 かなり空気が変わりました。
年収は下がりました。
産婦人科医としてのキャリアも、同じ形では続きませんでした。
それでも、
- 家族との時間
- 趣味の時間
- 「今日を普通に終える」感覚
こういうものは、明らかに増えました。
だから今は、 「壊れる前に働き方を変える」という選択は、もっと普通でいい と思っています。
女医と結婚すると人生はどうなるのか
すごく雑にまとめると、 「ラクではない。でも、現実を直視すれば回し方は変えられる」です。
女医と結婚したから幸せ、不幸せ、という話ではありません。
ただ、 仕事の重さがそのまま家庭に入ってくる という現実はある。
そしてそれを放置すると、家庭まで壊れる。
逆に言えば、そこを前提に設計し直せば、まだ立て直せます。